産土神社とは、生まれた土地の神社のことをいいます。
生まれた土地を守り、その人の生死等に関わり、一生お世話になる神だと考えられています。
よく使われるのは、鎮守神社や氏神という表現でしょう。
鎮守神社は、地域を守る神です。
氏神は本来、同じ祖先を持つ一族が先祖を祀っていた神社ですが、現代では明確な区分なく使われています。
現代ではどこにでも住めるようになったため、土地を選んで住んでいると考えがちですが、土地に住まわせてもらっているという思いがあってもよいのかなと考えています。
できれば三社ともご挨拶してみましょう。
産土神社・鎮守神社・氏神さまへの参拝
お礼や感謝の気持ちを持って参拝し、言葉で伝える
土地を守っていただいていること、土地に住まわせてもらっていることのお礼や感謝の気持ちを持っていき、言葉でしっかり伝えることが大切です。
どんな気持ちで行っているかは、ごまかしがききません。
大きな声でなくとも、ぼそぼそと言うだけで大丈夫です。
感謝だけでなくお詫びも良いものです
最初に産土神社へ参拝したときは、まずお詫びからはじめました。
知らなかったとはいえ、はじめてご挨拶することへのお詫びです。
その後、産土行をはじめて、2年目ぐらいだったと思います。
今年は、色々なことをお詫びをする年にしようと思って続けたことがあります。
1年目に感謝を覚えて、2年目にお詫びを覚えたという感じでしょうか。
お詫びは、私自身のことだけでなく、家族のこと、思い当たる全てをお詫びしました。
現在では、自分自身周辺だけでなく、代理参拝させていただいている方のお詫びをすることがあります。
6年経ちようやく「人のお詫びをさせてもらえるとは、幸せなことだ」という心境を味わっています。
産土神社・鎮守神社・氏神さまを知りたい
鎮守神社の調べ方
一番わかりやすいのは、鎮守神社です。
住んでいる住所で決められているので、神社のWEBサイトでは、〇〇総鎮守
や氏子地域という表現で紹介されています。
わからなければ各都道府県の神社庁に問い合わせれば教えてもらえます。
ご自身の鎮守神社がわかったら、ぜひ一度ご挨拶に出かけてみましょう。
産土神社の調べ方
生まれた場所がわかる場合は、ぜひ産土神社へ参拝されてください。
あなたにとって、とても縁の深い神なのですから。
調べ方は、土地の場所が異なるだけで、鎮守神社と同じ調べ方です。
生まれた場所の住所の鎮守神社を調べます。
神社のWEBサイトでは、〇〇総鎮守や氏子地域という表現で紹介されています。
わからなければ各都道府県の神社庁に問い合わせれば教えてもらえます。
氏神の調べ方
先祖代々祀っている神社があれば、ぜひ一度は参拝されてください。
家の移動が少ない方は、わかりやすいでしょう。
わからない場合、まずは定期的に産土神社と鎮守神社へのご挨拶をするようにしましょう。
ゆかりのある神との縁をつけていく
もしも今、土地の神を大事にしようという気持ちが芽生えてらっしゃるならば、出来る限りの頻度で参拝されると良いでしょう。
一回でというわけではなく、続けるうちに土地の神をはじめとする、ご自身とゆかりのある神との縁はついていくでしょう。
かつては私自身、神社への参拝することがほとんどありませんでした。
両手で足りるほどだったと思います。
そのことも踏まえていうと、定期的な参拝は、本来ご自身で兼ねてからやっておかねばならなかったことです。
神の世界も人の世界と同じことだと考えていただければわかりやすいでしょう。
産土神社・鎮守神社・氏神の鑑定のご依頼について
産土神社・鎮守神社・氏神さまのご相談
産土神社・鎮守神社・氏神、いずれもご自身で見つけられるものです。
仲が良いかどうかは別として、なんとなく自分の親と親子だなと思うことと似ています。
産土神社はとくに縁が深い分、合っているのかご心配になるかもしれません。
何度か通ってみて、もしも何か合わないような気がする、きちんと知りたい等、疑問が生じるときはご相談もお受けいたします。
同行または代行で参拝するということ
ご紹介した通り、ご自身で参拝を続けられると、ゆかりのある神との縁はついていくものです。
より縁を深めていきたい、早く縁をつけていきたい、家系として何かあるのではないか等の理由で、参拝に同行や代行をさせていただくことがあります。
同行や代行を受けていることをどうお伝えするのがいいのか、非常に悩ましいところですが、医師や士業の方々に似ているところがあると考えています。
専門領域について何年も学び、かつ実践を通して書類の処理の仕方がわかっていたり、どんな処置をするのがいいのかわかっていたりというのが共通点です。
私自身3年ほどかけて、家系にまつわる処置(神事)を行いました。
おそらく修行の一環として1コマずつ進ませられ、3年目に何をすればいいか等しくみを習得したというのが実際です。
本来ご自身でやっておかねばならなかったこともありますが、神にとっては気づいてもらいたいこともあります。
ご自身では困難を極めることもあると思いますので、ご希望の方はご相談をお受けいたします。
同行または代行参拝のご依頼について
同行または代行参拝をご希望される方も、まず鑑定のお申込みをお願いいたします。
鑑定にはオンライン相談を含みます。
同行または代行参拝をご希望の方は、オンライン相談時にお申し出ください。
検討の上、お見積書を発行いたします。
基本は社会的神事のみ行っておりますので、個人への対応は表のとおりといたします。
同行参拝 | ご紹介または会員に限定しております。内容は代行参拝と同様です。 |
代行参拝 | 鑑定中ご希望の方のうち、必要と判断しかつ許可がおりるもの。 |