新しい提案をした際に、一瞬で「前例がないから」と却下された経験はありませんか。その言葉を聞くたびに、私は「この組織は危ないかもしれない」と失望してしまいます。なぜなら、「前例がない」という言葉は、組織の未来を殺してしまう禁句だからです。
世の中は驚くべきスピードで変化し続けています。過去の成功体験に縛られている場合ではありませんし、昨日まで通用していたやり方が今日も通用する保証などどこにもありません。それにもかかわらず、過去のやり方に固執してしまっている時点で、すでに衰退への道を歩み始めているのです。
一方で、厳しい時代を勝ち抜き、生き残っている会社は、どこも積極的に「未知」へと挑戦しています。つまり、「前例がないこと」にこそ、未来を切り開く切符が隠されています。しかし現実には、「前例がないから」「やったことがないから」という理由だけで思考を停止してしまう人が少なくありません。歴史を振り返っても、変化を拒む者は確実に衰退の道を辿ってきました。
「うちの会社は大丈夫だろう」と思っている方もいるかもしれません。しかし、もしあなたの組織の管理者や決裁者が、この真実から目を背け、未知へのチャレンジを否定するような人物だったらどうでしょうか。少し想像するだけでも恐ろしいことです。そのような組織に、輝かしい未来は決して訪れません。
自分に一歩を踏み出す勇気がないことを、過去のせいにしたり、「前例」のせいにしたりするのはやめましょう。変化を恐れず、むしろ「前例がない」状態を大きなチャンスの塊だと捉える視点を持つことが必要です。
あなた自身が未知に飛び込む勇気を持てば、組織は少しずつ変わり始め、あなた自身の未来も大きく開けていきます。まずは、ほんの小さな「前例がないこと」から挑戦してみませんか。
「前例がない」を言い訳にせず、自らの手で新しい前例を創り出してください。

活きるピースは揃っている
変わりたいのに変われない、理想はあるのに動けない
それは意志が弱いからではありません。無意識のうちに、複雑な整理を避けてしまっているだけです。
毎日が手一杯で、面倒を増やしたくない。そのせいで止まっているのです。
けれど、整理に向き合う勇気さえあれば流れは変わります。
まずは気軽に話すことから、停滞気味のキャリアは再び前に進みます。

