仕事に自分のエッセンスを混ぜるなんて、当たり前じゃない? と思えるかどうかが、実は分かれ道だと思っています。求められている水準を守るのはもちろん大前提です。けれど、そこにほんの5%だけ自分の視点を足すと、相手が受け取る価値が一段上がります。
たとえば、依頼された資料を作るときに、相手が次に迷いそうな点を先回りして一言添える。会議のメモに、決定事項だけでなく「次に決めるべきこと」まで整理しておく。追加の手間を増やすというより、同じ作業の中で「相手の頭の中の負担」を減らすイメージです。
こういう小さな+αが積み重なると、「気が利く人」という評価になって返ってきます。しかし、そこで得られる承認は目的ではありません。プラスアルファをする本当の理由は、のちのち自分のビジョンを実現させるための「下拵え」にすぎないのです。自分の視点が採用され、「それ助かる」「それでいこう」と言われる。自分の工夫が価値になる構造を作る。そうすると、思い描く仕事ができるステップへと成長します。

活きるピースは揃っている
変わりたいのに変われない、理想はあるのに動けない
それは意志が弱いからではありません。無意識のうちに、複雑な整理を避けてしまっているだけです。
毎日が手一杯で、面倒を増やしたくない。そのせいで止まっているのです。
けれど、整理に向き合う勇気さえあれば流れは変わります。
まずは気軽に話すことから、停滞気味のキャリアは再び前に進みます。
