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言い切るのは怖いけど、曖昧さはもっと怖い。信頼される準備をしよう。

言い切るのは怖いけど、曖昧さはもっと怖い。信頼される準備をしよう。|すまらぼ|スマートライフ研究所

「たぶん」「おそらく」といった曖昧な言葉は、内容よりも話し手の信頼を揺らがせます。慎重さが裏目に出てしまう前に、自分の言葉を見直しましょう。言い切るには準備。準備さえあれば、曖昧さを脱ぎ捨てる勇気が生まれます。

「たぶん」と言った瞬間、信頼が揺らぐ

話し手が慎重なタイプだと、「たぶん」「おそらく」「〜かもしれません」といった言葉を自然と使ってしまうことがあります。言い切る自信がないというより、断定を避けたい、柔らかく伝えたいという気持ちから出てくることも多いでしょう。

でも、聞き手はその曖昧さに不安を感じています。「結局どうなのか」がわからないまま、判断を迫られているような感覚。

内容がどうこうよりも、「この人は確信がないまま話している」と見なされることで、説明全体への信頼が揺らいでしまいます。一度そう映ると、他の話まで不安を持って聞かれるようになるのです。

準備をすれば、言い切ることも怖くない

慎重な人ほど、無意識のうちに曖昧な言い方が口癖になっていることがあります。話しながらでは気づきにくいので、まずは自分の話し方を録音して聞いてみるのが有効です。

「たぶん」と言ったのは本当に不確かだったのか、それとも自信はあったけど遠慮して濁したのか。そうした確認を通して、「言い切れる場面」を見極めることができます。

言い切るには準備が必要です。確信を持って話すために、情報を調べる、理解を深める。そうして自分の言葉に裏付けを持つことで、自然と余計な曖昧さが消えていきます。信頼は、態度ではなく確かさで築かれるのです。