このままでいいのか? と感じるときは、見直しのタイミング
仕事に追われる日々が続くと、「このままでいいのか」と感じる場面が増えていきます。やることはこなしていても、不安や違和感が積もっていきます。少し変えたほうがいい。そう思っても、何をどう変えればいいのか分からず、動き出せないことがあります。
焦りが強まると、「全部を変えなければ」と感じてしまうこともあります。完璧を求める人、早く結果を出したい人、我慢を重ねてきた人は、その傾向が強くなりがちです。部分的な変化では足りないように思えたり、大きく動かなければという気持ちに引っ張られるからです。
でも、それでは余計に動けなくなってしまいます。思考も行動も狭まって、自分を追い込むだけになってしまう。そんなときに必要なのは、ほんの小さな変化です。理想ばかりを追いかけず、今の自分が無理なく取り組める現実的な方法を選んでいきましょう。
全部を変えようとすると動けなくなる、小さな変化がもたらす安心
- 理想は仮のイメージにすぎない
→ 小さな変化なら、理想を調整しながら進められる - 理想を守ることで自分を置き去りにしやすい
→ 現実と対話しながら、理想を練り直せる - 一度失敗すると立て直しに大きなエネルギーが要る
→ 小さな変化なら、修正しやすく立て直しも早い - 大きく変えると修正しづらい
→ 小さな変化で、理想とのズレが見えてくる - 動かなければ理想の精度は上がらない
→ 行動を通して、理想が少しずつ具体化されていく
理想を守るより、動きながら形を変えていく
最初に思い描く理想は、多くの場合、現実に触れる前の仮のイメージにすぎません。経験や実感がまだ少ないうちは、理想のかたちはどうしても抽象的で、思い込みや願望が混ざります。ですから、小さく動きながら、少しずつその輪郭を調整していくことが必要です。
しかし、理想を掲げるほど、それに合わせようとする気持ちも強くなります。目標を守ろうとするあまり、今の自分の状態を置き去りにしてしまうこともあります。無理に合わせようとするほど、余裕がなくなり、柔軟に調整する力も落ちていきます。もし途中でつまずいたとき、大きく変えたぶんだけ、立て直すのにも大きなエネルギーが必要になります。
一方で、小さな変化であれば、途中で立ち止まっても、無理なく調整していくことができます。そうして動き続けるうちに、理想とのズレにも気づきやすくなり、そのかたちも少しずつ整っていきます。あらかじめ決めた姿を守るのではなく、今の自分に合う輪郭を探りながら進むこと。その積み重ねが、安心して続けられる道につながっていきます。