働き方の本質は、経営者でも会社員でも変わらなかった
経営者になるメリットのひとつに「時間的自由」があります。
多くの経営者を見ていて、大きく2つのタイプがあることに気づきました。ひとつは、どこか余裕があり落ち着いている人。もうひとつは、いつも忙しそうで安定感に欠ける人です。
後者のタイプは、形式的には独立していても、他人の都合に振り回される働き方をしていることが多い。よほど強い志がある仕事なら別ですが、そうでないなら、独立している意味は薄れてしまいます。むしろ、生活が保障されている会社員でいるほうが、よほど幸せではないかと感じます。
経営者でも会社員でも「生み出す視点」がなければ、働き方は変わらない
では、余裕のある経営者とそうでない人の違いは、どこにあるのでしょうか。ひとつの大きな分かれ目は、「仕事をもらっているか」「自分で生み出しているか」という点です。
仕事を“もらう側”のままでいる限り、いつも外部の判断に振り回され、不安定さから抜け出すのは難しい。 一方で、自分で裁量を持ち、仕事を「生み出す側」に回っている人は、状況に左右されにくく安定感を持っています。
この視点は、経営者だけに必要なものではありません。会社員として働いている人にとっても、とても重要な視点です。
目の前の仕事を「すべて自分の成長にする」と決めよう
どんな雇用形態であっても、「目の前の仕事を、自分の成長のために取り組む」という意識を持っているかどうか。この違いが、数年後、十年後に大きな分岐点になります。
仕事に真摯に向き合いながら、経験や技術を積み重ねていくことで、実力と選択肢は少しずつ増えていく。その積み重ねが、会社の中でも、外でも通用する力です。そして、自分の道を自分で拓いていける力にもつながっていきます。
実力と選択肢を整理し、自分の価値を認識しておくことが安心につながる
いまの時代、実力と選択肢を整理しながら働き、自分の価値を認識しておくことが安心して生きていくための土台になります。だからこそ、いつも目の前の仕事に真摯に取り組んでいきましょう。
とはいえ、日々の仕事に追われていると、「そんな余裕ないよ」と感じることもあるかもしれません。 でも、あとひと踏ん張りできる“自分なりのスイッチ”を知っておくと、自分を支える力になります。
次回は、「あとひと踏ん張り」を支える“モチベーションの源”について、7つのパターンをご紹介します。自分にとってどんなときに力が湧いてくるのか、気づくきっかけになれば嬉しいです。