良い方に焦点をあてる
人であれ物事であれ、どんなことにも良い面と悪い面は両方あります。
どちらの面に焦点を当てるかによって、その物事の評価が変わるのです。
物事を前向きにとらえるには、良い面を見つけ、そこに注目し賞賛することです。
普段から物事の良い面を見る習慣をつけていきましょう。
あなたに最近起こった出来事についての良い面はどんなところですか?
出来事の良い面をみる習慣がつくと「チャンスに恵まれている」「チャンスを掴みまくっている」そんな運がいい人をみても、羨ましがることは少なくなります。
「あの人は運がいいから」と人ごとのように諦める気持ちも減ってくることでしょう。
気持ちが変わる大きな理由は、注意が自分に向いてくるからです。
人のことより、自分のことをしっかりみることができています。
運がよくなる方法
それではまず「運」がよくなる方法をみていきましょう。
これは大事なことなので覚えておいてください。
あなたは、まちがいなく「運」がいい。
本当は運がわるい人なんていません。
もし、周りに「運がわるい」という人がいたら距離をおくのがおすすめです。
自分もそうなってしまいます。運がいいなら、運がいい人といつも一緒にいた方がいいのです。
もしいま何かに悩んでいたとしても、どんなにつらいことがあったとしても「そんな経験ができる」「自分だから経験できる」「他の人には経験できない、私だけが経験できる」すべて「運」がいいから、物事が起こります。
神はその人に乗り越えられるだけの
「試練」をお与えになる。
「試練」があるということは、神からプレゼントを頂いたということです。
とても「運」がいいことなのです。
「試練」がない。
「試練」などいらない、というのは神からは何も受け取らない、と言っていることと同じです。
どれも「運」がいいから、与えられるのです。
「運」が悪い人など、どこにもいません。
「運気」を上げようとしなくとも、そもそも、あなたは「運」がいい。
そこに、気づくことが重要です。
・今日、目を覚ますことができた
・今日、ご飯が食べれた
・今日、愛する人の顔が見れた
・今日、仕事がある
どれも「ある」ことに気付くと「幸せ」なのです。
チャンスを見つける方法
つぎに「チャンス」についてみてみましょう。
チャンスも同じく、気づくことからはじまります。
「チャンスは一度しかめぐってこない」とよく言われるが、それはまったく事実に反しています。
実際はあなたの周りに、チャンスはいくらでもころがっています。
ただ、よく注意していないので気がつかないだけなのです。
では、どうすればチャンスが見つかるでしょうか?
イギリスのチャーチルは「悲観論者はチャンスの中に困難を見るが、楽観論者は困難の中にチャンスを見る」と言っています。
アインシュタインも同じ意見で「困難の中にはチャンスが隠されている」という言葉を残しています。
チャンスはいたるところにあります。
すでにあると感謝できること
積極的にチャンスを探しましょう。
最も簡単な方法は、身近なニーズを見つけて、それを満たす工夫をすることです。
実際、一部の人はこの方法を絶えず実践して成功をおさめています。
チャンスが到来するのをじっと待っていてはいけません。
チャンスは自ら見つけるものなのです。
発明王エジソンが面白いことを言っています。
「多くの人がチャンスを見逃してしまうのは、チャンスが作業服を着ていて、いかにも大変そうに見えるからだ」
常にアンテナを張りめぐらせて社会のニーズを見つけましょう。
どれほど困難な状況でも、必ずチャンスはあります。
チャンスも運も、さらには幸せも「あること」に気づくことです。
足るを知ることが大切なのです。
自分がすでになにを持っているかを知ること、そしてそれに感謝できることが、真の豊かさです。