環境は自分で選べる
自分のことも褒めることができる。
人のことも褒めることができる。
それが当たり前な環境に身を置くことにすれば、幸せが自ずと訪れます。
少なくとも、すぐに批判しない環境は必要です。
もしその環境にあるならば「離れること」は、自分で選べます。
他人の良くないところを見つけるのは得意な人が多いのに、自分を深く見つめることができている人はそう多くありません。
他人の欠点を指摘するのは簡単です。
簡単だからこそ、気をつけていなければ安易にやってしまうのです。
その前にまず自分自身に目を向け、自分を客観的に観察し、長所も短所も全て認める努力をしましょう。
自分の欠点を受け入れるのには苦痛を伴いますが、それを避けてはいけません。
自分自身を客観的に観察し、長所と短所を書き出してみるのもいい訓練になります。
意見が言える友人を選ぶ
いい友人を選ぶのも大事なことです。
自分の周りにいる人から学ぶことも多いし、同じくあなた自身も周りの人に影響を与えています。
自分の本当の意見を友人に言うとどうなるか考えたことがありますか。
相手は「意見が違う」という理由で腹を立てるでしょうか。
自己主張を控えるようにしつけられた人の多くは、もし自分と違う意見を聞かされると相手は失望すると思い込んでいます。
私たちはのけ者にされるのを恐れるあまり、自分の本音を隠して相手に賛成しているふりをすることがよくあります。
人とうまくやっていくために自分の意見を抑庄するとどうなるでしょう?
自分の権利と選択と感情だけでなく、自尊心まで犠牲にすることになります。
結局、自分の本当の意見を抑庄するたびに自尊心が低下します。
多くの人は「自己主張を控えるように」しつけられています。
それが原因でいつも自分の意見を抑圧していないか、一度振り返ってみましょう。
自分の個性を表現できる友人といよう
自分らしくあることができない人間関係とは、いったい何でしょうか。
それは間違った人間関係です。
自分の個性を埋没させることが友情の代償であるなら、それはあまりにも高い代償と言わざるを得ません。
よい人間関係の中では、あなたはそのままの自分でいることができます。
第一、本当の自分ではないイメージをつくり出すことによって、あなたは自分と友人に対して不正直な生き方をしています。
自分の意見を抑庄して本来の自分を隠すのが習慣になっているなら、今日から自分らしさを前面に押し出して生きていきましょう。
自分の個性を埋没させてはいけません。
生きている以上、個性を表現する術を試行錯誤することから逃げてはいけません。
あなたが自分の本当の意見を言ったときに反感を抱くような人は、あなたの本当の友人とは言えません。
本当の意見を言いあい、批判ではなく、議論ができればいいのです。
そうすればお互いに成長することができます。
自分を抑圧することは自尊心まで犠牲にします。
意見を言いあえる友人を選ぼう。