知っていることは使って実感してみる
教わることは大事なことですが、まず自ら、本・雑誌・WEBライブラリー等から知識や情報を得る行動は必須です。
これら学問ののち、さらに大事なのは知っていることを使ってみて、実感として知っていることが大切です。
たくさんの知識や情報を入れても本で難しいことを勉強しても、本当に自分の身になるのは実際に体験したときだけです。
頭で知っているというのと、実感して理解しているというのは全く違います。
自分で感じることによって初めて、その本当の意味や姿を理解することができるのです。
知識として知っていた時と実感した時で印象が変わった経験はありませんか?
やってみたら実感としてすぐわかります。
身体が覚えるのです。
実感があれば、それがどういうことか人に説明できるものです。
歩くことを覚えたのも失敗の連続から
そのこともわかっているけれど、学問で終わる人は多くいます。
得た知識から行動してみないのです。
その多くは失敗を恐れるからです。
では失敗は恐れることでしょうか?
あなたは子どものころ、何度も転びながら歩くことを覚えました。
毎日、失敗の連続だったけれども粘り強く挑戦し、うまくいかないやり方を改め、歩くために必要な方法をついに身につけました。
あなたは子どものころ、ゲームを攻略できなくてやり続けたかったけど、途中で叱られてやめたことはないでしょうか。
いま時間が十分にあるとわかれば、うまくいくまでやり続けることができるかもしれません。
失敗には大らかな気持ちで
大した間違いでもないのに、失敗だといわんばかりに叱る教師はいなかったでしょうか。
その真実は、その教師の方が至らなかっただけです。
わたしたちは失敗することに対して、もっと大らかな気持ちになる必要があります。
失敗したからといって自分を非難してはいけません。
人は誰しも人生について学んでいる最中であり、うまくいく方法を見つけるまで、試行錯誤を繰り返す以外に成長する方法はありません。
失敗を恐れて行動しないということは、自分でそれ以上の前に行くこと、上を目指すことを放棄してしまったことと同じです。
失敗しないのは何も学ばないことと同じです。
成長を遂げるためには、多くの失敗を体験する必要があります。
失敗とは学んだ証拠
恐れを生まないコツは、毎日「小さな失敗」を積み重ね常に学んでいくことです。
失敗とは学んだ証拠であり、学問だけで終わらせなかった証拠です。
実感をもつことで初めてその本当の意味や姿が見えてくることがあります。
そして忘れない。
もっというならば、真っ新なところに湧き出すアイデアを書き留めて、それを実現するための学問ができるようにしたいものです。
失敗とは学んだ証拠。
実感をもつことで初めて
本当の意味や姿がみえてくる。