自分の個性を社会で活かしてみらん?

習慣を大事に

繰り返し行うことが、
われわれの本質である。
ゆえに、美徳は行為ではなく
習慣なのである。

アリストテレス(哲学者)

習慣にできないのはなぜ?

繰り返し行うこと、日々の習慣にするというのは何とも難しいものだと、多くの人が苦しんでいるのでしょう。

現に書店に行けば、習慣化に関する本が多く平積みされています。

習慣化できないのは、そもそも自分にとって必要のないことに取り組んでしまっているか、乗り越えるべきことから目を逸らしているところがあるのでしょう。

あるいは自分自身にとって、習慣化できる形態に至っていない場合もあります。

忙しいといいながら、考える時間がありすぎる人もいます。

ときには、思い通りにいかない毎日から逃げたいと思うことや自分の欠点から目を反らしたくなることもあるでしょう。

しかしたとえ今の場所から離れたとしても、どれだけ時間が経過したとしても自分自身から逃げることはできません。

自分の性格や感情と正面から向き合い、変えたいところを変える努力をするしか乗り越える方法はないのです。

一方で、短所も少し違う角度から見てみると、長所になり得えます。

自分自身を多方面から解釈することも大切です。

あちこち旅をしてまわっても、
自分から逃げることはできない

アーネスト・ヘミングウェイ(作家)

頭より体を動かして忙しくしてみよう

自分の見つめることは大切なことです。

しかし、性格や感情をみつめすぎてはいませんか?

忙しいといいつつ、考える時間はしっかり費やしている人もいるようです。

思い当たるならば、考えすぎないように、頭より身体を動かして忙しくしてみましょう。

考える時間があり過ぎると、かえって余計なことにまで意識が行き過ぎてしまいます。

極端ですが、たとえば惨めな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて「考えるひま」を持つことです。

考える時間があり過ぎることのないように、1日のスケジューリングに気を使いましょう。

1日集中できるスケジュールにするには、あらかじめ休憩時間をあらかじめ確保することが大切です。

休憩時間は、必ずしも何時から何分間と決める必要はありません。

「ここまでできたら5分休憩」といった形でもいいのです。

仕事のスタイルとの相性で決めるといいでしょう。

考えたところで何も変化は起きないのだから、いま何ができるか動いていきましょう。

毎日同じことをする価値

毎日同じことをするというのは、簡単でくだらないことに思えます。

しかし本当はそれこそが大事なことなのです。

習慣化できないのは、もしかしたら「簡単でくだらない」と心のどこかで思っているのかもしれません。

たとえ1回するには簡単なことであったとしても、続けるには意識的に行う必要があります。

同じことの繰り返しで慣れや飽きが生じても、手を抜くことなく丁寧にこなしていくということに価値があります。

毎日の習慣を疎かにせず、心をこめて続けましょう。

小さなことでいいです。

自分が心から望むことを日々の習慣に取り入れましょう。

自分から逃げず、
毎日小さなひとつを続けよう。
やってみれば価値がわかる。
自信がつく。